「半身浴編」①お湯の水位は「みぞおち」まで。腕は出して行うのがきまりです。腕も上半身なので、入れると「頭寒足熱」にならないのです。かえってのぼせる可能性があります。 ②湯温は38度前後が適当です。 通常細胞は40度を越えると死んでしまいます。そのため、40度以上では身体は内部へ熱が浸透するのを防ごうとするので、身体の表面しか暖まりません。これが「湯冷め」です。体温に近い方が効率がいいわけです。考えたら、体温が38度以上あったら異常じゃないですか。 ③入浴時間は連続20分以上。 細切れは効果ナシです。まず、髪や身体を洗ってからの方がいいでしょう。いくら長く入っても害はありません。私など以前は3時間くらい平気で入っていました。 ④20分経ったら、少し湯温を高めにして発汗を促すと効果的です。 よく初心者のひとは「寒くて、全然入った気がしない」とぼやくんですが、こうすればいいでしょう。1~2分なら肩まで浸かってもいいと思います。 ⑤20分は退屈で耐えられないひとへ 私は、まず湯の中に浴室用の椅子を沈め、それに座っています。加えて半分フタを被せた上にバスタオルを敷き机代わりにして本を読んでいます。こうすると1時間位あっという間過ぎてしまうんです。もちろん面白い本にして下さい。 しかも、こうすると頭が冴えて内容がよくわかります。私の中一の娘は「半身浴」をしながらの勉強でやたらと成績が上がったくらいです。 最近はお風呂用のラジオ、テレビもありますから、退屈はしませんよ。 お風呂から出た後の、芯から暖かい気分は正に至福の時です。是非、今日から始めてみてください。 どんなに痩せにくい人でも、内臓の冷えがとれると痩せてきます。 もちろん「半身浴」の後すぐに「靴下の重ね履き」をするのが基本です。 ちなみに私は靴下→パンツ→ズボン→Tシャツの順です。 理学気功ドットコム http://www.rigakukikou.com |